「知っておきたいピナレロサイクリングハック」という題名の通り、複数回に分けてサイクリングライフを充実させるための様々なことを投稿していきます。こちらをご覧いただき少しでも多くの方のサイクリングライフが充実しましたら幸いです。

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第2回「複数人で走行時に必要なハンドサイン」について

前回の記事では、「自転車の交通ルール」について投稿しました。交通ルールを知っていただいたことを踏まえて、更に安全かつ自分を守る知識としてハンドサインを覚えていきましょう。スマートなハンドサインが出来るようになると、サイクリング上級者の仲間入りです。

■ハンドサインをする意味

複数人で走行している時はもちろんのこと、単独で走行している時も車やオートバイと協調して走行する必要があります。ハンドサインを行うことによって、集団で走行している時は仲間に、単独の時は車両などに対して、自分が行おうとしている行動をアピールが出来ます。この少しの気遣いで自分自身の危険回避+ともに走行している仲間や車両の安全も同時に確保することが可能となります。

■どんな時にハンドサインをだすの?

 ・ブレーキ(下記画像のどちらでも大丈夫です)

 ・減速する時

 ・右左折時

 ・道路上に落下物等があるとき

 ・先頭交代及び道を譲るとき

 ・直進の場合

■緊急時の対応

ハンドサインは余裕をもって行うことが大切です。一方で急に車が出てきた!赤信号になってしまった!などの緊急時にハンドサインでは間に合いません。緊急を要するときは声掛けが大切になります。緊急時に関わらず、ハンドサインにまだ慣れていない方やハンドルから手を離すのが怖い、という方にも声掛けでのアピールはおすすめです。

また、集団走行で最後尾を走行している人は、後方から車両等が来た場合に前走者に声掛けを行い、知らせることも大切になります。

■最後に

ハンドサインは周りに自分の起こす行動をアピールするために必ず行いましょう。

慣れるまでは声掛けを併用すると良いと思います。最初はハンドサインや声掛けをするのが恥ずかしいと感じるかもしれませんが、しっかりと目立つように行うことが大切です。自分や周りの安全を守るために交通ルールやハンドサイン等を守り、楽しいサイクリングをしましょう。

これらのことをより深く知りたいというお客様は、店頭でご質問いただくのはもちろんの事、当店のFacebookなどのSNSで走行会等の情報も発信しているのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

■次回予告

次回は、「サイクリングの時の持ち物」について投稿します。

ピナレロショップ青山

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