ピナレロの故郷・イタリア、トレヴィーゾで「PINARELLO EXPERIENCE RIDE 2024」が開催されます。
参加中の弊社代表野田からレポートをお送りします!

新型ドグマFの発表会と試乗会がピナレロ本社で開催されることになり、
世界の主要なディーラーが招待され現地でライドできるというとても素敵なイベントです。
以前はピナレログランフォンドとピナレロの冠を付けた一般ユーザー向けのイベントも開催されていましたが、
コロナ禍により中止になってしまったようです。
こちらはガチンコなレースでトップグループはかなりの速度で走っていたようです。
一人のピナレロファンとして10年前ならこちらにも出てみたかった夢のイベントでした。

では、早速イベントの様子を数回に分けてレポートしていきます。
今回の目的地はイタリア ピナレロ本社。
空港はヴェネツィアになります。
現在、日本からイタリアへの直行便はローマとミラノのみで、直行便でも12時間かかります。
私たちが向かうヴェネツィア空港には直行便がなく、成田からドバイを経由して行く必要があります。
その時間はまるまる24時間!
成田からドバイまで10時間、
ドバイのトランジットで6時間、
ドバイからヴェネツィアまで飛行機で6時間、
そこからバスで本当に24時間かかりました。

トランジットしたドバイ空港は朝の4時にもかかわらず全てのショップが営業しており、活気を感じました。
為替が良い時は出かける前から何を買うか楽しみにして出発し、帰りは待ちきれないほどの荷物になっていましたが、
今の為替状況では物欲が起きません。成田で200ユーロを両替したのですが、なんと35800円くらいと1.5倍でした。
ドバイのショップを見ても、オーッと外国人の方のようなリアクションを取ってしまいます。
お腹が空いたので軽食を取ろうと、クロワッサンにハムとチーズが挟まれているのを購入したら、
こちらで税込1800円。日本の3倍以上です。
その他の物も総じて高く、生ビールを飲んだ人から聞いたら2500円したとか。


そんなドバイのトランジットも楽しく終了し、ヴェネツィア行きの飛行機に乗ります。
飛行機に乗る際にバスを降りてからタラップで機内に入るまでの短時間でしたが、本物の灼熱の太陽を味わうことができました。
日本も暑いですが、ドバイの太陽は凄かったです。
聞いた話だと洗濯物は外に干してはいけないとのこと。
色が褪せてしまうようです。人間も間違いなくやっつけられます。
(余談ですが、機内食で出されたアップルシナモンパイは絶品でした。)
・前夜祭

ピナレロ社主催でパーティーが開催されました。
今回のTeam Japanは総勢10名。
皆さん自転車乗りの身体と日焼けがロード乗りです笑。
会場に到着すると既に盛り上がっている様子。
ヨーロッパのパーティーの傾向として、挨拶もなくいつ始まったのかがわからないまま始まり、ダラダラと永遠に続くことが多いです。


入口を入ると昔懐かしいバイクと、一度は乗ってみたいTTバイクがお出迎え。



中に進むとアートとドグマFのコラボがされており、粋な演出です。
今回のカラーリングはどの色を選んでも後悔のない素敵なカラーリングだと私は思います。
在庫があったり納期が短いものからチョイスしても後悔はないでしょう。
例年は好き嫌いがはっきり出る色が必ず何色かありましたが、全て素敵です。
ゴールドも現物を見るまでは不安でしたが、これはかなりいい感じです。

パーティーには世界中のピナレロ関係者が参加し、ホストのファウストさんは忙しそうに会場を挨拶して回っていました。
2週間ほど前に来日された時に食事へ行ったばかりだったため、「はいブラザー!」とハグされ、
皆に彼は私と同い年なんだけど2ヶ月お兄さんなんだと紹介していただきました。


私は語学が堪能ではないので、会話もこれで良いのか?と思うほどですが、イタリア人に好かれることが多いです。

人混みの先に長い行列を発見し、先まで見に行くと似顔絵を描いているではないですか。

東洋人は描きにくいだろうと思いながら完成したのがこれ。如何ですか?

パーティーは生演奏と生ボーカルを交えた素敵な空間と美味しい料理で夜更けまで続きました。

展示会に続く。

ピナレロショップ青山