2023/06/08
ピナレロショップ青山、スタッフの山田です。
2023年5月31日(水)に一部の限られたピナレロディーラー向けに開催されたPinarello試乗会に参加いたしました。
実際の乗車感など各モデルのインプレッションをご紹介いたします。
・DOGMA F
サイズ/500
コンポーネント/SRAM Red eTap
ハンドル/MOST TALON ULTRALIGHT TiCR
ホイール/FURUCRAM SPEED 40 LITE
・F9
サイズ/515
コンポーネント/SHIMANO DURA-ACE 12s Di2
ホイール/MOST ULTRAFAST
・F5
サイズ/465
コンポーネント/SHIMANO 105 12s Di2
ハンドル/JAGUAR AERO XA TiCR
ホイール/FURUCRAM Racing800 DB、Campagnolo BORA WTO 45
・X3
サイズ/495
ホイール/FURUCRAM Racing800 DB
※DOGMA F以外の各モデルの掲載写真はサドル高65㎝で合わせてあります。
Pinarello 23年モデル -DOGMA F—言わずもがな、Pinarelloのフラッグシップモデル。持った時の重量の軽さ、踏み出しの加速感、乗車時の安定感などどれもとっても良いと言える乗り心地です。振動吸収性も高く、突き上げ感も少ない。乗っていて1番気持ちの良いバイクでした。下りやコーナーなども安定感があるため、安心して乗ることができた。個人的に過去乗ったロードバイクの中で最高の乗り心地でした。
Pinarello 23年モデル ―F9―
DOGMA Fと最も近いグレードということもあるのか乗り心地の軽快感はDOGMA Fと近く、昨年モデルの同グレードに値するPRINCE FXと比べると軽さや走りの安定感といった面が向上おり、Fの遺伝子を受け継いでいるとわかるバイクです。
今回2023年モデルとともに発表されたMOST ULTRAFASTですが、剛性感もF9とマッチしており、軽量であり、扱いやすいホイールでした。Pinarelloがコンペティションに区分している通り、レースでは思う存分力を発揮してくれると思うバイクでした。DOGMA F同様、F9もある意味では完成されたバイクといえるでしょう。フレームに使用されているカーボンが同じF7も同様の乗り心地が期待できると思います。
Pinarello 23モデル —F5—
昨年モデルの同グレードに値するのがPRINCE。個人的には2023年モデルの4車種を試乗した中で、前年度の同グレードモデルPRINCE DISKと比較し、1番違いが大きいと感じたモデルでした。PRINCEと比べて、ハンドリングや走行時の安定感が向上されており、価格は昨年モデルのPRINCE FXと近いが乗車時の感覚的には比較しても良いと思います。
コンペティションに分類されているが、後々レースやヒルクライムイベントに出たい方はもちろん、ロードバイクを始めたいと思う人にはお勧めできるモデル。ホイールやハンドルなどのパーツをステップアップも楽しめるのがF5の良さだと思います。今回は標準装備のFURUCRAM Racing800とCampagnolo BORA WTO45の2種類で試乗させてもらったが、標準装備のホイールでも十分走れると感じました。しかし、ホイールをカスタマイズすることによって、重量や乗り心地が変わるのはもちろん、Pinarello持ち前の安定感、気持ちよさがより際立つと体感できました。
Pinarello 23年モデル —X3—
昨年モデルの同グレードに値するのが、PARIS。乗車時のポジションとしてはアップライトな姿勢でゆったりと乗りやすさを感じました。PARISと比べると、最初からDi2が装備されていることやエンデュランスに区分されているがPARISよりも剛性感を感じ、差別化できていると感じます。ルックス的にはPARISの後継、というよりもPRINCEのエンデュランスバージョンと表した方が適しているかもしれません。タイヤも最大32Ⅽまで取り付け可能になり、さまざまな楽しみ方を想像させてくれる一台です。
23年モデルの車体購入相談も随時承っております。お見積もりやご相談などお気軽にお問合せ下さい。
来店予約はこちらから
https://reserva.be/pedalistpinarello
イベントやスクールに関してご質問などがございましたら、お問合せフォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。もちろんお店に来店していただいてのご質問も大歓迎でございます。
以上、ピナレロショップ青山の山田がお送りいたしました。